地域密着型金融推進計画(19年度)


 
 1.基本方針

 信用組合の最大の競争力は、リレーションシップを通じてお客さまの真のニーズを把握し、そのニーズを満たす適切な金融サービスを提供していくことにあると考えております。

 地域密着型金融の強化は、まさしく、地域金融機関としての競争力の強化であり、このプロセスを通じてこそ、お客さまの満足度向上と当組合の収益性の強化・収益力の向上が同時に実現できると考えております。 

 これまで、事業再生・中小企業金融の円滑化、経営力の強化、利用者の利便性向上を図るため、融資審査態勢の充実・強化や各種経営相談支援等の対応に努めてきました。

 今後は、ライフサイクルに応じた取引先企業の支援強化、事業価値を見極める融資手法はじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底、地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献等を通じて、地域密着 型金融の強化に取組んでまいります。

 なお、本計画の取組みについて、組合員や地域の皆様にご理解いただけるようディスクロージャーやホームページにて情報開示につとめます。



(1)ライフサイクルに応じた取引先企業の支援強化
推進項目 具体的な取組み 平成19年度
事業再生支援 事業再生の促進 @企業の現状把握と問題点の洗い出し。
A問題点に対する再生計画の立案。
B再生計画の進捗管理とフォローの実施。
C不要な遊休資産の早期処分及び活用を促進するため不動産業社との連携強化。
D再生事業のノウハウを有する外部機関との定期的な情報交換を行い、再生手法を多様化する。
E事業再生支援プロジェクトを強化し再生支援事業を活発化する。
F外部研修、内部研修による再生スキルの向上。
創業・新事業への支援 創業支援融資の推進 @新規事業及び新規取引先を対象としたフロンティアローンの導入。(平成19年6月導入済)
Aビジネスサポートローンによる資金供給。
B政府系金融機関との協調による新規事業融資の積極活用。
C外部機関からの情報収集による新規事業の発掘。
D新規事業に関する情報を取引先に提供しビジネスマッチングを活発化する。
経営改善支援 経営改善支援活動 @企業の現状把握と問題点の洗い出し。
A問題点に対する経営改善計画の立案。
B経営改善計画の進捗管理とフォローの実施。
C不要な遊休資産の早期処分及び活用を促進するため不動産業社との連携強化。
D経営改善手法のノウハウを有する外部機関と定期的な情報交換を行い、経営改善手法を多様化する。
E外部研修、内部研修及び資格取得による経営支援スキルの向上。
F外部専門家(専門事業者、コンサルタント、税理士、会計士)との連携による支援活動の強化。
G重要取引先の経営課題と対策を立て、経営支援活動を活発化する。

(2)事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底
事業価値を見極める融資手法(不動産担保・個人保証に過度に依存しない融資) フロンティローン
ビジネスサポートローンの積極活用
@事業の特殊性やCFを重視した新たな審査手法の取組み。
A保全条件の柔軟化。
B保証人条件の緩和。
C事業の将来性、実現可能性を加味した審査体系の整備。
D各種会議等から情報収集し需要に適した商品性の改良に取り組む。
E新たな担保(売掛債権、知的財産)手法などの情報収集及び研究。

(3)地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献
推進項目 具体的な取組み 平成19年度
地域活性化につながる多様なサービス 金融教育 @学生の「職場体験学習」の受け入れ。
A民族学校への出張授業。